ご飯のたびに片付けないモノがたまらないダイニングテーブルの作り方

場所別の片付け

「さあ、夕飯にしよう!」

そう思った瞬間、目の前に広がるのは、読みかけの郵便物、子どもの学校プリント、誰かのスマホ、そして飲みかけのペットボトル…。

食事の準備をする前に、まずは「テーブルの上のモノをどかす」作業からスタートする毎日。

「片付けても片付けても、翌日には元通りになっている…」
そんなため息をついていませんか?

ダイニングテーブルは、家族みんなが集まる場所だからこそ、一番モノが集まりやすい場所でもあります。

この記事では、「勝手にモノが片付いていく仕組み」を作ることで、いつでもスッキリしたテーブルを保つコツをご紹介します。

1. なぜテーブルの上は、こんなに散らかりやすいのか?

「私の片付け能力が低いから…」
「家族がだらしないから…」

そうやって自分や家族を責めるのは、今日で終わりにしましょう。
実は、テーブルが散らかるのは、性格のせいではなく「テーブルが便利すぎるから」なのです。

腰の高さにある広く平らなスペースは、人間にとって「無意識にモノを置きたくなる絶好の場所」です。
帰宅してカバンから出した郵便物、ポケットから出したスマホ、薬、レシート…。
これらを「とりあえず一旦ここに置こう」とするのは、心理的にとても自然な行動です。

しかし、テーブルは本来「食事をする場所」であり、「モノを保管する場所」ではありません。
問題なのは、この「一時置きの中継地点」に、そのままモノが定住してしまうこと

まずは「テーブルは散らかりやすい魔のスポットである」と割り切り、「意識」ではなく「仕組み」で対抗する準備を始めましょう。

2. ステップ① 現状を見える化!テーブルの上の「常連客」を知る

「よし、片付けるぞ!」といきなり収納グッズを買いに行くのはNGです。

あなたの家のテーブルの上には、普段どんなモノが置かれていますか?
1日、あるいは1週間、意識して「テーブルに置きっぱなしになったモノ」を観察してみてください。

例えば、こんなモノがありませんか?

  • 書類系:
    郵便物、学校のプリント、チラシ、レシート
  • ガジェット系:
    スマホ、充電器、イヤホン、タブレット
  • ケア用品系:
    ハンドクリーム、リップ、目薬、サプリメント
  • 文具系:
    ボールペン、ハサミ、子どもの宿題

こうして書き出してみると、「量」よりも「種類」が決まっていることに気づくはずです。

散らかる原因の9割は、これらの「帰る場所(定位置)が決まっていないモノ」たちです。
このリストが、この後の「仕組みづくり」の大事な材料になります。

3. ステップ② テーブルから“降ろす”ための定位置アイデア

何が置かれているか分かったら、次はそれらをテーブルの上から“降ろす”ための「定位置」を作ります。

ここでの鉄則は、「テーブルから1〜2歩以内で完結させること」
どんなに立派な収納場所を作っても、テーブルから遠ければ、人は面倒くさがってまたテーブルに置いてしまいます。

よくあるアイテム別の「定位置アイデア」をご紹介します。

① 郵便物・チラシ・学校プリント

一番の強敵です。
これらはダイニングのすぐ近くに「一時置きトレー(ボックス)」を一つ用意しましょう。

「要るか要らないか迷うもの」は全てここへ入れ、テーブルには置かないルールにします。
週末にまとめて中身を確認し、不要なものは捨てるサイクルを作ればOKです。

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② スマホ・充電器・タブレット

テーブル近くのコンセント周辺に、専用の「充電ステーション」を設けましょう。
カゴを一つ置いて電源タップを中に入れるだけでも、見た目がスッキリします。

「充電するときはここ」と決めるだけで、ケーブルがテーブルの上を這うことがなくなります。

③ リモコン・ティッシュ・文房具

これらは使用頻度が高いので、しまい込むと不便です。

テーブルの下に置ける「キッチンワゴン」や、テーブルの端に置く「専用スタンド」、あるいはテーブルの裏に貼り付ける「引き出し収納」などを活用しましょう。

目指すのは、「食事する天板の上には何もない状態」です。

4. ステップ③ 「1日1回」のリセット習慣を作る

仕組みを作っても、生活していれば散らかることはあります。
大切なのは「常にピカピカにしておくこと」ではなく、「すぐにリセットできる状態にしておくこと」です。

おすすめなのは、1日1回だけの「テーブルリセットタイム」を決めることです。

ベストなタイミングは「夕食の配膳前」
「これからご飯を並べるから、3分だけ片付けよう!」と、食事をトリガーにすると習慣化しやすくなります。

  • 書類は一時置きトレーへ投げる
  • 文房具はワゴンへ戻す
  • スマホは充電ステーションへ

定位置が決まっていれば、この作業は3分もかかりません。
「出したら戻す」を毎回徹底するのは疲れますが、「1日1回リセットすればOK」と思えば、気持ちも楽になりませんか?

5. 家族を巻き込む。みんなが守れるシンプルなルール

ダイニングテーブルは家族全員の共有スペース。
お母さん(お父さん)だけが必死に片付けても、家族が次々とモノを置いていけば、イライラが募るだけです。

家族を巻き込むためのポイントは、「ルールを単純にする」ことです。

ルールは「ご飯の時は空っぽにする」だけ

あれこれ細かく言わず、「ご飯を食べる時だけは、テーブルの上を何もない状態にしよう」というゴールだけを共有します。

ラベリングで「場所」を明確に

「片付けて!」と怒るのではなく、「どこに戻せばいいか」を明確にします。

一時置きボックスに「郵便物」「宿題」とラベルを貼ったり、ワゴンに写真を貼ったりして、子どもやパートナーが「考えなくても戻せる」ように工夫しましょう。

ポジティブな声かけ

テーブルが片付いた時に、「やっぱり何もないと気持ちいいね」「すぐご飯が食べられて嬉しいね」と、ポジティブな言葉をかけましょう。
「片付けるといいことがある」という刷り込みが、家族の意識を少しずつ変えていきます。

6. まとめ:食事を美味しくいただくために

ここまで、テーブルをスッキリ保つコツをご紹介しました。
最後にポイントを振り返ってみましょう。

【テーブルスッキリ化の3ステップ】

  • 置くモノを知る:
    書類、スマホ、小物など「常連」を特定する。
  • 近くに住所を作る:
    テーブルから1歩以内の場所に、トレーやワゴンを置く。
  • 夕食前にリセット:
    「ご飯の時は空っぽ」というルールだけ守る。

テーブルの上がスッキリするだけで、部屋全体の印象がガラリと変わり、毎日の食事の時間がもっと心地よいものになりますよ。

まずは今日、テーブルの上の「紙類」を一時置きボックスに移動させることから始めてみませんか?

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